男性型脱毛症(AGA)
AGAとは?
男性型脱毛症(AGA)は男性ホルモンの働きによって毛穴が縮小し、ついには消失してしまう状態でいわゆる男性の若ハゲに当たるものです。遺伝的な要素がありますが症状の程度やあらわれる年齢は様々です。
ご本人にとっては非常にストレスになるのですが、日本では2005年より有効な内服薬が出て、いまや打つ手がない病気ではなくなってきました。
対策はどのようなものがあるの?
はっきりと効果があると証明されている方法は二つあります。
一つはフィナステリド(プロペシア)という内服薬で、AGAに効果があるとして厚生労働省の認可も得ている医薬品です。
男性ホルモンが毛穴に働きかける部分をブロックしてしまう作用を持っている薬剤ですので、毛が抜けてしまうメカニズムが作用しなくなり脱毛が進行しなくなります。
日本で実施された大規模な臨床試験は、48週間の内服で改善率は58%、さらに3年間の延長試験では78%の方で症状の改善がみられました。少なくとも内服中はほとんどの方で脱毛の進行が抑えられますので、抜け毛が気になる方は内服されると安心できるでしょう。
副作用はほとんどなく、あくまでも毛穴での働きをブロックするだけですので、男性の精子や性機能には全く影響を与えません。
もう一つ効果が証明されていますのはミノキシジルの外用です。ミノキシジルはもともと細部内部のカリウムチャンネルを開放する作用のある血圧降下薬で、偶然その作用で外用育毛剤に応用されたという経験があります。
リアップという名称で一般の薬局などで購入することができます。